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法律は自分を守るためのもの

法律と聞くと堅苦しいイメージを持つ人も少なくありません。確かに少し取っつきにくいものなので、敬遠しがちな分野ではあります。ですが法律は自分を守るために重要であり、知っているのといないのとでは生き方にも大きな差が出るとても大切なものです。もちろん自分だけではなく大切な人の生き方、さらには親族に強い影響があります。法をしっかり守って生活をしていれば、国が守ってくれるので安心感もありますし、何よりも良心が心を守って自信を持ちながら毎日を歩むことができます。私も最初は、人を裁くためにあるものだとの認識を持っていました。ですがこれは大きな間違いであるというのは自分の経験を通して実感しました。人に対して疑心だった私ではありましたが、いかに法が自分を保護してくれていたのかを実感できたのは非常に大きな経験となり、それは今の私の生き方そのものにまで強い影響を与えています。

私は国が決めた法を守るのに抵抗を感じ、できればギリギリのラインを攻めてやろうなんて考えていました。今となっては情けない限りですが、それが自分の生き方であり、しっかりとやっていれば問題ないのではないかと思っていたのです。しかしこの生き方により、後々になって知人を悲しませる結果になりました。かなりの衝撃を受けましたが、すぐに忘れてしまい同じ事を繰り返してしまったので、今度は家族を驚かす結果になってしまったのです。この経験を通してさすがにまずいと思い、考え方だけではなく自分の人生の歩み方、将来の見据え方をじっくりと考えるようになりました。そこで気付いたのが、法律はどれだけ自分を守っていたのかという点です。反省を何日もしている中で、法に対する感謝を持つようになり、それからは破るギリギリを楽しもうという気持ちは一切なくなりました。私はしっかりと自分の足で歩みつつ、自分だけじゃなく家族などを悲しませないように日々注意しながら生きていこうと決意しています。

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